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今年の夏も記録的な猛暑が続いています。ニュースでは「災害級の暑さ」と報じられる日も増え、「もしこの状態で停電になったら…」と不安を感じた方も多いのではないでしょうか。
実は、マンションの高層階は気密性が高く、風が抜けにくい構造。停電でエアコンが止まると、室温は一気に40度近くまで上昇します。水分補給だけでは命は守れません。
この記事では、エアコンなしでも乗り切るための暑さ対策を現実的かつ実践的にご紹介。家庭にあるものでできる工夫から、災害時でも少しでも快適に過ごす備えまで、主婦目線で“本当に必要な対策”をお届けします。
マンションでエアコンが使えないとき、何が起きる?
エアコンが止まると室温は何度まで上がるのか?
「停電でエアコンが止まったら、室温ってどこまで上がるの?」そんな疑問を持つ方も多いでしょう。
結論から言えば、真夏の午後に窓を閉め切った部屋では、40℃近くまで上昇することも珍しくありません。
その理由は、太陽光による輻射熱と、外気温より高くなった壁や床、家具などの蓄熱効果です。特にマンションは気密性が高く、一度熱がこもると逃げ場がありません。
たとえば、外気温が35℃の日にエアコンが止まると、わずか30分~1時間で部屋の温度は急激に上昇します。
さらに湿度も高くなるため、「気温が高い」+「湿度で汗が蒸発しにくい」=熱中症のリスクが一気に跳ね上がるのです。

そんなに早く?1時間もすればサウナ状態って本当…?



実際に熱中症搬送の多くは“自宅”で起きてるんだ。室温計を置いて確認しておこう!
マンションの気密性が暑さを加速させる理由
一般的に、マンションは戸建てよりも断熱性・気密性が高く、冬は暖かくて快適です。しかし、これは裏を返せば「夏は熱が逃げにくい構造」ということ。
さらに高層階になるほど、風が入りにくく、窓を開けても空気が動かないことも多いんです。
加えて、マンションには断熱材が使用されているため、外からの熱は遅れて室内に届く反面、一度こもった熱は“夜まで抜けない”という厄介な性質があります。
「夜になれば涼しくなるから大丈夫」と油断してしまうと、昼間に蓄積された熱が部屋にこもり、寝苦しい夜どころか命に関わる状態になってしまいます。



うち高層階だけど、窓開けても全然風こないのよ…



「高層マンションは“熱が溜まりやすいのに逃げにくい”のが最大の盲点だよ!
自宅にいながら命の危険が迫る「在宅避難」の落とし穴
「避難所より自宅の方が安心」と思う方も多いですよね。実際、近年は在宅避難という考え方が広がっています。しかしそれは、「ライフラインが生きている前提」の話。
停電・断水・エアコン停止という三重苦が重なると、自宅は一転して“危険地帯”になります。
特に夏場は、トイレが流れない・水が飲めない・涼をとれないという状況が重なると、数時間で体調を崩す可能性すらあるんです。
📌マンション在宅避難の危険ポイント3つ
- 熱がこもる:気密性の高さで室温が上がりやすい
- 風が入らない:高層階は無風のことも多い
- 電気がない:扇風機もエアコンも使えない=熱中症リスク増
さらに、子どもがいる家庭では「暑さと不快感」でパニックになることも。そんなときに冷静な判断をするためには、事前の備えとシミュレーションが欠かせません。



避難所も不安だけど、家にいたら安全ってわけじゃないんだね…



“在宅避難”は準備があってこそ成立するよ。水・遮光・暑さ対策はセットで考えておこう!
エアコンが使えないときの「暑さを防ぐ」5つの基本対策
遮光カーテン・アルミシートで日差しをカット
真夏の室温上昇の最大の要因は、窓から入る直射日光と輻射熱です。
これを防ぐ一番手軽で効果的な方法が、遮光カーテンやアルミシートを窓に貼ること。
特に南向きや西向きの窓は、日中に強烈な日差しが入るため、遮光等級1級のカーテンや、窓の外側に設置できるアルミ素材の反射シートを使うと効果が抜群です。
アルミシートはホームセンターや100均でも手に入るうえ、熱を外で反射させることで室温の上昇を抑えることができます。
内側に貼るだけでもある程度の効果はありますが、外側設置のほうが断然効果的なので、ベランダや窓枠に取り付けられる工夫も検討しましょう。



遮光カーテンって普通のカーテンと何が違うの?



1級遮光なら99%以上の光をカットできるよ!昼間でも“ほぼ真っ暗”になるレベル!
窓や玄関を使った自然換気のポイント
電気を使わずに室温を下げるには、風の通り道を作ることが重要です。
ただ窓を開けるだけでは意味がなく、“空気の出口”と“入口”をセットで開けることがポイントになります。
たとえば、ベランダ側と玄関側の窓やドア(安全確認後)を同時に開けておくと、自然に空気が流れる通り道ができます。(※防犯対策はしっかりとした上で、玄関や窓を開けましょう。)
このとき、窓やドアの開き方を調整して風をコントロールすると、通気効率がグッと上がります。
また、カーテンを少し持ち上げて風を“通しやすく”する工夫や、ドアストッパーや突っ張り棒を使って少しだけ開けておく(5〜10cm)のも効果的です。



窓開けてるのに全然風入ってこないの、なんで?



空気の“通り抜ける道”がないと流れないんだよ!入り口と出口、両方必要なんだ!
濡れタオルと風の通り道で体感温度を下げる
「エアコンが使えない中で体を冷やすにはどうすれば…?」
そんなときに有効なのが、濡れタオルを首や脇の下にあてる方法です。
水が蒸発するときには熱を奪う性質があるため、タオルを濡らして肌にあてることで、自然な“気化熱”による冷却効果が得られます。
扇風機が使えないなら、うちわや紙などで風を送ってあげると、さらに涼しく感じられます。
また、室内の風の通り道に濡れタオルを吊るすことで、部屋全体をやや冷やす工夫もできます。
この方法は、暑さをしのぐだけでなく、湿度も保たれて喉や肌の乾燥も防げるという副次効果もあるんです。



タオル濡らすだけで、ほんとに涼しくなるのかな?



水を張った桶と手拭いで熱をとっているのを見たことないかな?昔の時代設定のドラマとかでもそういうシーンあるよね。
水が蒸発する時に熱を持っていくから、体感的にはかなり違うよ!
暗くして動かない──“休む”という選択肢
真夏の停電時、「あれこれしなきゃ」と動き回るのは逆効果。
実は、“動かないこと”が最も賢い選択肢になる場合もあるんです。
人間は動けば動くほど体温が上がり、汗もかきます。
水分が貴重な災害時には、なるべく汗をかかない工夫も必要です。
だからこそ、部屋を暗くして横になり、なるべく身体を休めることが大切。
このとき、目から入る光の刺激を減らすことで、脳の興奮を抑え熱の産生も抑えられると言われています。
ラジオやスマホを見続けるのではなく、五感からの刺激も少しシャットアウトして休息に集中しましょう。
部屋のレイアウトを夏仕様に変えておく
暑さを軽減するには、部屋の環境そのものを“夏モード”に変える準備も効果的です。
たとえば、通気性の悪いカーペットや布製ソファは片付ける。
床に熱がこもらないようにすれば、裸足でも涼しさを感じやすくなります。
また、寝具やラグも「冷感素材」「速乾性の高いもの」に変えておくと、日常でも快適性がアップし、非常時にも助けになります。
家具の位置を見直して、風の通り道をふさいでいないか?もチェックポイント。
棚やカーテンの向きを少し変えるだけで、空気の流れがぐっと良くなることもあります。



冷感シーツって災害のときにも役立つのかな?



寝苦しさを軽減できるから、在宅避難にはかなりおすすめだよ!
停電中にできる「応急の暑さ対策」アイデア集
ベランダや玄関に「打ち水」で気温を下げる
打ち水は昔ながらの暑さ対策。でも実は、災害時の応急策としても非常に優秀です。
理由はシンプル。水が蒸発するときに周囲の熱を奪う「気化熱」の力で、周辺の温度を下げてくれるからです。
ポイントは、日陰を狙って水をまくこと。直射日光の当たるところではすぐに乾いてしまうため効果が薄くなります。
また、玄関前やベランダに打ち水をすることで、室内に入ってくる空気の温度を下げることも可能です。
床面や外壁が熱を帯びている場合は、複数回に分けてゆっくりまくとより効果的ですよ。



水なんかで本当に涼しくなるの…?



気化熱をなめちゃだめ!打ち水は“空気ごと”冷やせる即効ワザなんだ!
霧吹き×風でミスト効果をつくる裏技
エアコンも扇風機も使えない。そんなときは霧吹きと自然の風で“ミスト効果”を作る方法があります。
手順は簡単。霧吹きで顔や腕、首筋などに水をかけ、そこにうちわや風が当たるようにすれば、気化熱で体温がスーッと下がるのを感じられます。
冷房は使えなくても、自分の体で“涼しい風”を感じる方法です。
霧吹きの水には、少量のハッカ油を混ぜると清涼感がアップします。
ただし、肌が弱い方や子どもに使う場合は、濃度に注意して無香料の水だけを使う方が安全です。
窓の外側にすだれ・シートで日差しをシャットアウト
室内の暑さは、いかに日差しを入れないかで大きく変わります。
そのためには、窓の“外側”から日光をカットすることが最も効果的です。
おすすめは「すだれ」や「シルバーの断熱シート」。
特にすだれは、光と風を通しつつ、直射日光だけを遮るという優れた性質があります。
一方で、断熱シートは熱そのものを反射してくれるため、アルミ素材のものを外側に貼るとかなり効果的です。
マンションのベランダなら、突っ張り棒やS字フックを使って固定するだけでもOK。
できるだけ窓から離して設置するのがポイントです。(※マンションのベランダ規約に従って設置しましょう。)



部屋の中に貼るより、外の方が効くってこと?



そう!“外から日差しを止める”と、室温の上がり方が全然違うよ!
氷・保冷剤は「食品保存」に使うのが生存戦略
停電中、「保冷剤や氷は暑さ対策に使えるかも?」と考えたくなりますよね。
でも、優先すべきは“食品保存”です。
冷凍庫の中身が溶けてしまうと、食中毒のリスクも増えますし、貴重な食料を失うことにもつながります。
氷や保冷剤はクーラーボックスなどにまとめて入れて、食品の温度管理に集中させるのがベストな使い方です。
一方、暑さ対策には濡れタオル・水の蒸発・日除けなど、「再生可能な冷却法」を使いましょう。
限られた冷気を「命に直結する部分」に使う。これが、在宅避難における生き残りの鉄則です。
寝るときに快適な場所・姿勢を選ぶコツ
暑い夜にぐっすり眠るのは至難の業。
でも、工夫次第で少しでも快適に休むことは可能です。
まず、寝る場所はベッドより床の方が涼しいことが多いです。
熱は上に溜まる性質があるため、フローリングにマットを敷いて寝た方が快適な場合もあります。
掛ける布は通気性の高いガーゼ生地が◎。
汗をかいてもこまめに取り替えられ、冷却効果も期待できます。
また、手足を開いて寝る“開脚姿勢”=星のポーズは、体温を下げやすくするので試してみましょう。



布団の中が蒸し風呂みたいで寝られない…!



床+ガーゼ素材+“星のポーズ”で、ちょっとはラクに寝られるかも!
災害時でも「少しでも快適に暮らす」備えとは?
在宅避難に必要な防災グッズを見直そう
災害が発生しても、避難所に行かずに自宅で避難生活を送る「在宅避難」が現実的な選択肢になる家庭も多いはず。
とはいえ、停電・断水下での生活は過酷です。だからこそ、“暑さ”に特化した防災グッズの見直しが必要です。
たとえば、
反射式のアルミシート(遮熱用)
電池式または手回しの扇風機(USB充電対応)
冷感タオル(気化熱利用タイプ)
ヘッドライト・ランタン(両手が空く照明)
これらは命を守るだけでなく、不快感を軽減して“耐える力”を引き出す道具でもあります。
また、忘れがちなのが紙皿・割り箸・ラップ・使い捨てカップなどの“水を使わない食事ツール”。断水中は、洗い物そのものが大きな負担になるため必須です。



防災グッズって何を揃えたら正解なのか、いつも分からなくなる…



“涼しく過ごせるか?”が今の優先ポイント!暑さに耐える工夫も命を守る備えだよ!
非常食と飲料は「夏向き」に選ぶのが正解
非常食といえばカンパンやレトルトご飯のイメージですが、夏の災害に適した食料を選ぶ視点も重要です。
たとえば、
ゼリー飲料・冷やし甘酒・冷凍できるドリンクパウチなどは、栄養+水分補給が同時にできて夏向き
塩分入りの飴や梅干しは、熱中症対策として優秀
カップ麺など調理にお湯を使うものより、水で戻せるアルファ米や乾パンが便利
また、備蓄水は「1人1日3L」が目安。加えて、凍らせたペットボトルを冷却&飲料兼用にするなどの工夫もおすすめです(凍らせた水は停電後、クーラーボックス内の保冷にも使える)。
着替えやタオル類の素材選びが快適さの鍵
暑さ対策で意外と盲点になるのが、肌に直接触れる“衣類とタオル”の素材です。
綿100%は肌触りが良く吸水性に優れますが、乾きにくくて汗で重くなる欠点も。
そこでおすすめなのが、速乾性・通気性に優れた“化繊混紡”や“ガーゼ素材”の衣類やタオル類です。
とくに、
速乾Tシャツやスポーツ用インナー
ガーゼタイプの薄手バスタオルや手ぬぐい
吸汗速乾の寝巻き・パジャマ
これらは汗を素早く逃がしてくれるので、不快感を軽減し、寝苦しい夜も快適に過ごせます。



Tシャツもタオルも、いつも通りのやつじゃダメかな…?



汗を吸う“だけ”じゃダメ!ちゃんと“乾くかどうか”も大事なんだよ!
「今すぐできる」夏のマンション防災チェックリスト
日中・夜間それぞれのシミュレーションを
防災対策というと“モノを備える”ことばかりに意識が向きがちですが、実はもっと大切なのが「時間帯別の生活シミュレーション」です。
たとえば、日中は直射日光や高温が問題になり、逆に夜は暗さと寝苦しさが大きな負担になります。
昼と夜、それぞれで「自分がどう動くか」「どこで休むか」をあらかじめイメージしておくことで、いざというときの混乱を防げます。
具体的には:
昼間:日差しをどう遮る?暑さをどうしのぐ?
夜間:ライトは足りる?蚊対策は?トイレの場所は?
といった視点で、家族全員の行動を“時間ごとに”分けて考えておくと安心です。
電源・通信の備えは夏特化で考える
災害時の停電は、「電気が使えない」だけでなく「情報が遮断される」ことにもつながります。
特に夏は、熱中症警戒情報や避難指示などをリアルタイムで知ることが生死を分けるので、通信手段の確保が重要です。
そこで用意したいのが:
モバイルバッテリー(最低2台)+ソーラー充電器
乾電池式ラジオまたはワンセグ対応ラジオ
スマホ用の節電アプリや機内モードの活用法
さらに、暑さ対策としてモバイルファンなどUSB電源式の小型機器も活かせるよう、USB対応の電源装備をセットにして備えましょう。



スマホが使えなくなるのが一番怖い…情報もライトも全部だから



モバイル電源は“複数持ち”が鉄則!ソーラー付きなら長期停電にも強いよ!
関連記事|停電が長引くと、スマホどころか家電も止まり、本当に身動きが取れなくなります。
「あのときポータブル電源があれば…」と後悔しないよう、実際に使ってわかった防災での活用ポイントをこちらでまとめています。
→具体的な使い道や注意点はこちらでチェック
災害時の情報収集ルートを確保する
情報は命を守る武器になります。
しかし、停電中はインターネットやテレビが使えないこともあるため、複数の情報収集ルートを確保しておくことが大切です。
最低限備えておきたいのは:
携帯ラジオ(できれば手回し・ソーラー対応)
気象庁や自治体の緊急情報アプリ(事前DL)
地域の掲示板・防災マップ(紙でも保存)
さらに、LINEなどのSNSもグループで災害時の連絡ツールとして有効。
通信障害が発生してもWi-Fiがあれば使える「緊急モード通信」の設定も、家族で確認しておくと安心です。
関連記事|災害時にスマホやSNSが使えない状況を想定していますか?
家族と離れ離れになったとき、どうやって再会するかを決めておくことも、大切な備えのひとつです。
→ そのための具体的なヒントはこちらから確認できます。
🔎FAQ|読者がよく抱く5つの疑問と回答
1. 停電したら、エアコンはどれくらいの時間で室温に影響しますか?
エアコンが停止してから30分〜1時間程度で、室温は急激に上昇します。
特に日中の南向き・西向きの部屋では40℃近くになることもあるため、遮光・換気・気化熱などの対策を早めに実行することが重要です。
2. 保冷剤や氷は暑さ対策に使ってもいいですか?
基本的には食品保存に優先して使うべきです。
熱中症対策には濡れタオルや気化熱、遮光など再利用可能な方法を活用し、冷却素材は命を守る食料の保存に回しましょう。
3. 停電中でも使える冷却グッズには何がありますか?
以下のようなグッズが有効です:
・気化熱を利用した冷感タオル
・すだれやアルミシートなどの遮熱素材
・手動うちわや紙製団扇
・霧吹きと風を組み合わせた“ミスト効果”
いずれも電気を使わずに冷感を得られる手段として役立ちます。
4. 高層階に住んでいますが、停電時の暑さはどれくらい深刻ですか?
非常に深刻です。高層階は風が入りづらく、気密性が高いため、一度こもった熱が逃げにくくなります。
また、エレベーターも止まるため、移動も制限されがちです。在宅避難前提の暑さ・水・電源対策は必須です。
5. 今からすぐにできる対策って何かありますか?
まずは「遮光カーテンを取り付ける」「窓の風の通り道を確認する」「モバイルバッテリーを充電しておく」など、“今すぐできる小さな行動”を1つでも実行することが大切です。
行動するだけで、安心感も得られます。
暑さから命を守る!在宅避難に備える実用グッズ【PR】
災害時にエアコンが使えない状況を想定したとき、暑さをどうしのぐかは「命を守る備え」そのものです。特に高層マンションでの停電は風が通らず、室温が上がり続ける可能性も。
そこで今回は、実際に筆者が日常の中で備えている“使って良かったアイテム”と、停電・断水などの過酷な状況でも対応できる“防災目線の選定グッズ”を2つの視点からご紹介します。
👩👧著者が日常から備えている暑さ対策グッズ【体験レビュー】
子どもたちの野外活動に何度も同行してきた経験から、「どうやったら炎天下で体温を下げられるのか」をリアルに実感。その体験が、防災にも直結しています。
特別な装備ではなく、日常使いできて、いざという時にも心強い。そんな視点で揃えたアイテムたちです。
🧻拭き取りシート(冷感/非刺激性)
→ 肌に優しいタイプとスースー感が強いタイプを用途で使い分け。熱のこもった体を手軽にリセット。
💡おすすめリンク
🔸冷感タイプと非刺激性、両方そろえておくと安心です。
❄️瞬間冷却パック
→ 氷がない・冷凍庫が使えない非常時に◎。発熱時や屋外でも瞬間的に冷却できる頼れるアイテム。
💡おすすめリンク
🔸「冷やしたい!」と思った瞬間に使える心強い味方です。
👕ラッシュガード羽織もの
→ 紫外線対策と通気性、兼用OK。濡らして羽織ればひんやり感も。避難所の冷感着にも◎。
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🔸普段使いしながら備えられる防災ファッションのひとつ。
💨冷却スプレー&首筋用タオル
→ タオルに吹きかけて首元を冷やすだけで体感温度はグッと下がる。短時間でもリフレッシュできる。
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🔸移動時や一時避難時にもすぐに使える、持ち歩きにぴったりな暑さ対策。
🌬モバイルファン(冷却プレート付き)
→ 小型・充電式。風があるだけで体感温度は段違い。家族分揃えておくのが理想。
💡おすすめリンク
🔸冷却プレート付きは熱中症対策にも効果的。
🧊ジェルマット
→ ひんやり座布団・敷パッドタイプ。長時間寝転ぶとぬるくなるけど、それでも「ある」と「ない」とじゃ違う。
💡おすすめリンク
🔸就寝時の熱こもり対策や、在宅避難時の床冷却に。
🧻ひんやりおしぼり
→ 首や手足を冷やすのに便利。夏のテーマパークにも持参しているリアル備え品。
💡おすすめリンク
🔸小さな子どもや高齢者にも安心して使えるアイテム。
🛠暑さから命を守る!停電中でも使える防災アイテム【室内向け】
「エアコンが使えない」「窓を開けても風が通らない」そんな在宅避難で一番の脅威となるのが“熱”。ここでは、停電・断水という状況を前提にした暑さ対策グッズを厳選しています。
電気を使わずに涼をとる。部屋の温度上昇を少しでも防ぐ。命を守る備えとして、ぜひチェックしてみてください。
✅気化熱タオル
→ 水で濡らして振るだけで冷える。風があれば効果UP。何度も使えて防災向き。
💡おすすめリンク
🔸電気不要で即効冷却。屋内・屋外どちらでも活躍。
✅遮光・断熱カーテン/断熱シート
→ 窓からの熱をブロック!アルミシートと併用すれば部屋の温度上昇を大幅カット。
💡おすすめリンク
🔸室温キープは命を守る防災行動のひとつ。
✅サバイバルシート(アルミタイプ)
→ 非常時の断熱・遮光・保温に。軽くて場所を取らないのでストック向き。カサカサうるさいのが玉にキズ。
💡おすすめリンク
🔸軽くて場所をとらないので、ストックに最適。
✅モバイルバッテリー&ソーラー充電器
→ 扇風機やライト、スマホの充電に。複数台持ち&USB出力多めのものを。これも家族分あるのが理想。
💡おすすめリンク
🔸「停電でも情報を絶やさない」ための必須アイテム!
✅ポータブル電源(Jackeryなど)
→ 電気をまとめて確保!ファンや保冷庫にも◎。レビュー記事もあわせてチェック推奨。購入時には価格で悩むけれど、1日あたりの保険料としては納得がいくはず。
セールもお見逃しなく!


✅まとめ|エアコンが使えない夏に命を守る防災と暑さ対策
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
🔻要点まとめリスト
- エアコンが止まると室温はすぐに危険レベルまで上がる
- マンションの構造は「熱がこもる罠」になることがある
- 遮光・換気・気化熱を使った暑さ対策が重要
- 氷や保冷剤は食品保存を優先、冷却には別の手段を使う
- 打ち水・ミスト・すだれなど“即効性のある応急策”を覚えておく
- 寝苦しさ対策は素材・姿勢・寝る場所の工夫で改善できる
- 防災グッズは“夏の在宅避難”を前提に選ぶこと
- 電源・通信の確保は暑さ以上に生死を分ける
- 商品選びは冷却+節水+情報確保を軸にすると効果的
- 今すぐできることを1つずつ実行して備えることが、家族を守る第一歩
このように、本記事では「エアコンが使えない夏の在宅避難」において本当に必要な知識・対策・商品選びを具体的に解説しました。
「まだ何も準備してない…」という方でも、まずは遮光カーテンの設置やモバイルバッテリーの確認から始めてみてください。