子どもは非常時に何を食べる?実際に食べた主食【主食編】

我が家の子どもに備えた非常食(主食編)。アルファ米、おにぎり、ご飯、麺類、ビスケットなどのイラスト

炊き立てのご飯って、美味しいですよね。
子どもも大人も、やっぱり「いつものごはん」がいちばん安心します。

でも非常時には、その当たり前が一気に使えなくなります。
電気が止まれば炊飯器は使えませんし、パンも焼けません。
マンション暮らしでは、飯ごう炊さんという選択肢も現実的ではありません。

実際に子どもと一緒に災害や長期間の停電を経験してみて、
「何を備えるか」以上に、
子どもが本当に口にする主食は何かを考える必要があると感じました。

この記事では、
幼稚園児だった頃から、小学生、そして成長していく中で、
わが家の子どもが非常時に実際に食べた主食をまとめています。

正解を示す記事ではありません。
「こんなケースもあるんだ」と、
それぞれのご家庭で考えるヒントになれば嬉しいです。

目次

非常時は「いつもの主食」が食べられない

非常時になると、
普段は当たり前に使っているものが一気に使えなくなります。

電気が止まれば、炊飯器は動きません。
炊き立てのご飯は食べられませんし、
パンもトースターがなければ焼けません。

「じゃあ、キャンプみたいにご飯を炊けばいいのでは?」
と思うかもしれませんが、
マンション暮らしでは飯ごう炊さんは現実的ではありません。

ベランダや共用部で火を使うことはできませんし、
屋外に出ること自体が危険な状況もあります。

実際に災害や長期間の停電を経験してみて、
非常時の主食は、日常の延長では考えられない
ということを痛感しました。

だからこそ、
「温かいご飯が食べられるか」ではなく、
電気や火がなくても、子どもが口にできる主食は何か
を基準に備えを考えるようになりました。

主食の備え方や、
家族構成を想定した1ヶ月分の考え方については、
▶︎ 1ヶ月備蓄食料をまとめた記事で紹介しています。

子どもが実際に食べた非常時の主食

非常時の主食について調べると、
さまざまな「おすすめ」が出てきます。

ただ、実際に子どもと一緒に過ごしてみると、
備えてあるからといって、必ず食べてくれるわけではない
という場面に何度も直面しました。

わが家では、
幼稚園の頃から小学生、そして成長していく中で、
子どもの反応を見ながら主食を選び、見直してきました。

ここでは、
「これは食べた」「これは残った」
という体験をもとに、
子どもが非常時に実際に口にした主食を紹介します。

POPPO

各家庭で何を試してみるかを考えるヒントになれば嬉しいな。

アルファ米(わかめご飯・ピラフ)

非常時の主食として、
わが家でいちばん安定して食べていたのがアルファ米でした。

まんボ

わかめご飯が一番好き!

幼稚園の頃から反応がよかったのは、
わかめご飯のようなシンプルな味です。
普段の食事でも馴染みがあり、
非常時でも抵抗なく口にしていました。

まんボ

これだけで完結のピラフがいいな。

成長してくると、
ピラフやチャーハンなどの味付きご飯のほうが好まれるようになりました。
年齢が上がるにつれて、
満足感のある味を求めるようになった印象です。

幼稚園の頃は1パックを食べきるのが難しく、
小学生になると量の調整ができるようになりました。
アルファ米は、
年齢に合わせて好みの味を揃えることができる主食として助けられています。

アルファ米の備え方や、
わが家で実際に見直してきたポイントについては、
▶︎ アルファ米の備え方をまとめた記事で紹介しています。

フリーズドライご飯

フリーズドライご飯も、
非常時の主食としてよく使っていました。

まんボ

そのままスナック感覚でポリポリ食べても美味しい!

そのまま食べられる点が便利で、
お湯を用意できない状況でも助けられました。
お湯で戻した場合、
アルファ米との違いを強く感じることはありませんでした。

味が子どもの好みに合えば、
特別な工夫をしなくても食べてくれる印象です。
「非常食だから」という理由で選ぶより、
普段の味覚に合うかどうかが大事だと感じています。

幼少期に助けられた主食

幼い頃は、
ご飯よりもビスケットやクラッカーのほうが
よく口にしていました。

大人からするとパサつきが気になりますが、
子どもにとってはおやつ感覚だったようです。
非常時でも抵抗なく食べていました。

また、お餅もよく食べていた主食のひとつです。
きな粉餅が特に好きで、
日持ちがする点も助かりました。

そうめんなどの麺類について

子どもは麺類が好きで、
そうめんもよく食べていました。

うどんやパスタに比べて、
少量の水・短時間の茹で時間で調理できる点は管理しやすいと感じています。
また、スープにそのまま入れて煮麺として使えば、捨て水が出ないため、
非常時でも食事に活かしやすい主食です。

工夫次第では非常用として採用できる麺類だと考えています。

非常時には難しかった主食

実際に備えてみて、
「これは非常時には使いづらかった」と感じた主食もありました。
子どもが食べるかどうか以前に、
準備や後片付けの面で現実的ではなかったものです。

実際に備えてみて、
我が家では採用しなかった非常食については、
▶︎ 備えなかったものをまとめた記事で紹介しています。

長期保存パン

長期保存パンは、
子どもの反応がいちばん分かれました。

味に正直で、
「美味しくない」と感じたものは口にしません。
少しは備えていましたが、
現在はほとんど採用していません。

まんボ

いつも食べてるパンと違うなぁ。

新しい種類が出るたびに
「今度はいけるかも」と試していますが、
主食としての優先度は低めです。

乾麺・パスタ

乾麺やパスタは、
調理工程が多く、非常時には負担が大きいと感じました。

  • お湯を沸かす
  • 茹でる
  • 茹で汁を捨てる
  • ソース・つゆを用意する

この一連の流れが、
停電や断水下では現実的ではありません。
子どもは好きですが、
非常時の主食としては難しいという判断です。

POPPO

災害時の回復期(ライフラインは復活)には活躍するので、
備えとしては優秀です。

カップ麺をおすすめしない理由

カップ麺は手軽ですが、
栄養面の偏りが気になりました。

また、
食べ終わった後の汁を捨てる問題もあります。
水が貴重な状況では、
扱いにくい主食だと感じています。

POPPO

手軽さではピカイチなので、
ストックとしていくつか備えておくのはアリ。


子どもが食べやすかった工夫

非常時は、
落ち着いて食事をすること自体が難しくなります。
子どもは飽きやすく、
一人で食べ続けるのも大変です。

そこで、
アルファ米やご飯はラップで小分けにして出していました。
いわゆる「ちびおむすび」のような形です。

ラップで包んでいるので、
そのまま手に持って食べられるのがポイントでした。
お箸やスプーンがなくても問題ありません。

非常時の主食は、
完食できるかどうかより、
年齢に合った量で、少しでも口にできるか
大切にしていました。


まとめ

非常時の主食に、
これが正解という答えはありません。
子どもの年齢や味覚、
そのときの環境によって、食べられるものは変わります。

わが家では、
アルファ米やフリーズドライご飯を中心に、
実際に子どもが口にした主食を少しずつ見直してきました。
成長とともに好みも変わり、
量の考え方も変わっていきました。

大切だと感じているのは、
完食できるかどうかではなく、
いざという時に、少しでも口にできるかという視点です。

非常食は、
備えて終わりではなく、
日常の中で試しながら調整していくものだと思います。

この記事が、
それぞれのご家庭で
「何を備えてみようか」を考える
ひとつの参考になれば嬉しいです。

このブログを書いた人:POPPO
マンション防災ブロガー
タワーマンションで3人育児中。経験と知識を活かして、家族を守る防災情報を発信中!
「ゆるっと備えて、しっかり守る」がモットーです。

ブログ内では、私の分身キャラクター「ナビゲーターPOPPO(白い鳩)」も時々登場します。
読者のみなさんに、防災をもっと身近に感じてもらえたら嬉しいです。
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