持ち出し避難に備える!防災リュックの選び方と代用術

防災用リュックとリビングでお茶を飲んでリラックスする白い丸い鳥のキャラクター

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「防災リュック、準備しなきゃ」そう思いながら、何年も先送りしていませんか?

特に高層マンションにお住まいの場合、地震停電でエレベーターが止まると、自宅が「陸の孤島」になる可能性があります。そんな緊急時に、あなたと家族の命を守る「持ち出し避難」の備えは万全でしょうか。家族全員分を揃えるには費用も手間がかかり、何から始めれば良いのか迷う人も多いでしょう。

安心してください。最初から完璧を目指す必要はありません。まずは1つだけでも防災リュックを用意することが、いざという時の大きな一歩になります。

この記事では、高層マンション特有のリスクを乗り越えるための防災リュックの必要性、賢い選び方、費用を抑える代用術、そして今日から行動へ移す具体的な方法を分かりやすくお伝えします。

「まだ何も用意していない…」と不安なあなたも、この記事を読めば安心して備えを始められます。


目次

高層マンションに防災リュックが不可欠な理由


防災リュックは、災害発生時にあなたと家族の命を守る、最も基本的な防災用品です。特に高層マンションにお住まいの方には、その重要性がより一層高まります。

高層マンションの緊急時リスク

地震が発生すると、高層マンションでは激しい揺れに加え、停電によるエレベーターの停止、断水、ガス停止などのライフライン寸断が起こりえます。例えば、東日本大震災では、都心部の高層マンションでエレベーターが停止し、高層階からの避難に数時間かかったケースも報告されています。自宅に備蓄があっても、外に持ち出せなければ意味がありません。

「持ち出せる状態」が命運を分ける

災害後の混乱では、公的支援物資がすぐに届かない可能性が高いです。だからこそ、「非常用持ち出し袋」として防災リュックを常に「持ち出せる状態」にしておくことが、あなたと家族安全を確保する最大のポイントとなります。
玄関など、すぐに手に取れる場所に置きましょう。

まんボ

避難経路が使えなくなったらどうしよう…って不安になるよね

POPPO

だからリュックに必要最低限をまとめておくと、いざという時も安心なんだよ


防災リュックの中身|命を守る必需品と生活をつなぐ用品


防災リュック中身を一度に完璧に揃えるのは大変です。まずは「命を守る必需品」から揃え、次に「生活をつなぐ用品」を加えていくのが賢い方法です。優先順位をつけることで、無理なく備えを進められます。

命を守る必需品リスト

これらは、最低限3日間を自力で過ごすために必要なものです。公的機関の推奨内容を参考にしています。

飲料水: 1人1日3Lを目安に3日分(計9L)

非常食: 3日分(栄養補助食品、ビスケット、レトルト食品など)

懐中電灯・予備電池: LEDランタンなど、広範囲を照らせるものがおすすめ

携帯ラジオ・予備電池

笛・防寒シート・軍手

携帯トイレ: 簡易トイレセット(凝固剤付き)

救急セット(絆創膏、消毒液、常備薬、体温計など)

生活をつなぐ用品リスト

命が守られた後に、生活の質を保つためのものです。

マスク: 感染症対策にも

衛生用品: 歯ブラシ、ウェットティッシュ、生理用品など

小銭・現金(公衆電話や自動販売機用)

予備の眼鏡やコンタクトレンズ

モバイルバッテリー(満充電しておく)

家族構成別・季節別の追加品

上記の基本リストに加え、あなたの家族構成や季節に応じて調整しましょう。

子供がいる場合:おむつ、粉ミルク、離乳食、お気に入りのおもちゃ、母子手帳、着替え

ペットがいる場合:ペット用の餌、水、リード、おもちゃ、予備のトイレシート

高齢者がいる場合:常備薬、入れ歯洗浄剤、使い慣れたもの

寒い時期:使い捨てカイロ、毛布、防寒着

暑い時期:冷却シート、汗拭きシート

まんボ

大きなリュックが必要だね。
全部入れるとリュックが重くなっちゃいそう…

POPPO

最初は命を守るものだけに絞ればOK!
少しずつ買い足していこうね。


防災リュックは買う?作る?賢い選択肢と代用術


防災リュックの準備には、「市販のセットを購入する」と「家にあるもので自作する」の大きく2つの方法があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、あなたに合った方法を選びましょう。

市販の防災リュックセットの活用

市販の防災リュックセットは、防災用品のプロが厳選したアイテムがバランス良く揃っているため、「選び疲れ」を防ぎたい方におすすめです。

メリット:

  • 手間がかからず、すぐに備えを始められる。
  • 必要なものが一通り揃っており、安心感がある。
  • 専門家監修で品質が保証されているケースが多い。

デメリット:

  • 自作するよりも初期費用が高額になりがち。
  • 自分や家族のニーズに完璧に合わない場合がある。

例えば、多くの防災用品専門店で販売されている1人用セットは約15,000円からで、保存食懐中電灯衛生用品など、必要最低限が揃っています。

家にあるもので自作する代用術

コストを抑えたい、またはすでに一部の防災用品を持っている場合は、家にあるものを活用して防災リュックを自作するのも有効です。

メリット:

  • コストを大幅に抑えられる。
  • 家族一人ひとりのライフスタイルに合わせて、中身を自由にカスタマイズできる。
  • 普段から使っているものを非常時に役立てられる。

デメリット:

  • 何を揃えれば良いか迷いやすく、時間がかかる。
  • 必要なものが漏れるリスクがある。

代用術の例:

  • リュック: 普段使いのアウトドア用リュックや丈夫なデイパック
  • 飲料水: ペットボトル入りのミネラルウォーター
  • 懐中電灯: スマートフォンのライト(ただしバッテリー消費に注意)
  • 電池: 普段使っている乾電池
  • 携帯トイレ: ビニール袋と新聞紙、凝固剤(市販品がベター)
POPPO

市販品や専門品はそれなりに作り込まれているのでやっぱり便利。
全てを手作りしたり、代用するのは大変だよ。

賢い選択:「まず1つ市販品+後から補う」

一番現実的で、多くの方におすすめしたい方法はこれ!

まず1つ市販の防災リュックを購入し、そこに足りないものや家族に合わせたものを足していく」

これにより、初期の心理的ハードルを下げつつ、自分たちに最適な非常用持ち出し袋**を完成させられます。

まんボ

うちも予算が厳しいから全部は無理かも…

POPPO

代用品を上手に使えば負担を減らせるよ!まずはできることから始めよう!


まず1つから始める防災準備が成功の鍵


「完璧な備え」を目指そうとして、結局何も手につかない…という経験はありませんか? 防災準備において最も大切なのは、「完璧」よりも「行動すること」です。

心理的ハードルを下げて継続する

たった1つだけでも防災リュックを用意するだけで、「何もない」という大きな不安が半減します。玄関にそのリュックを置くだけで、日々の安心感が変わるのを感じられるはずです。

小さな一歩が大きな備え

災害対策は、一度にすべてを終わらせるものではありません。少しずつステップを重ね、継続していくことが大切です。まずは「防災リュックを1つ用意する」という小さな目標から始めてみましょう。その一歩が、非常時にあなたと家族を守る大きな力になります。

まんボ

最初から全部やろうとして諦めちゃったことあるな…

POPPO

うんうん、1つ用意するだけでも十分な一歩なんだよ!


まとめと今日から始めるアクション


防災リュックは、特に高層マンションにお住まいのあなたにとって、「命を守るための必需品」です。地震停電など、高層マンション特有のリスクに備え、現実的にできることから着実に始めましょう。

今日から始める具体的なアクション

まずは玄関に空のリュックを1つ用意する:普段使いのものでOKです。

「命を守る必需品」からリュックに詰める飲料水非常食懐中電灯など、最低限のものを。

家族で防災について話し合う:何が必要か、避難経路はどこかなどを共有する良い機会です。

今日できる小さな行動が、非常時にあなたと家族安全を守り、大きな安心へとつながります。

まんボ

結局どこから手をつけたらいいのかわからないままだった…

POPPO

このリストから1つだけでも揃えることが、最初の一歩だよ!


よくある質問 (FAQ)


Q1: 子供用の防災リュックはどう選ぶ?

A1: 子供自身が背負える軽量タイプを選びましょう。重さは体重の10%以内を目安に、お菓子やお気に入りのおもちゃも少量入れると、緊急時の心の安心にもつながります。

Q2: 保存水食料の賞味期限は?

A2: 多くの商品は5〜7年保存可能です。半年に一度は点検し、期限が近いものは「ローリングストック法」を活用して普段の食事で消費し、新しいものを補充しましょう。

Q3: ペットがいる場合、どう備えればいい?

A3: ペット用の餌、、携帯トイレシート、お薬、リード、写真なども非常用持ち出し袋に別途用意しましょう。同行避難に備え、避難所のペット受け入れ状況も事前に確認しておくことが重要です。

Q4: 家にあるもので代用できる防災用品は?

A4: はい、たくさんあります。丈夫なリュック、ペットボトルの飲料水、普段使いの懐中電灯、乾電池、ビニール袋と新聞紙で簡易携帯トイレなど、工夫次第で備えになります。

Q5: 防災リュックセットを買うならどこがいい?

A5: 防災用品の公式サイトや、信頼できる大手通販サイトでの購入がおすすめです。品質が保証されており、中身が充実しています。また、ふるさと納税の返礼品として防災用品を選べば、実質負担を抑えながら備えを進めることができます。


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セット内容(一部抜粋)

  • 飲料水3L
  • 保存食3日分(アルファ米や缶詰など)
  • 懐中電灯
  • 携帯トイレ
  • 防寒シート
  • 救急セット ほか

💰 価格:14,980円(税込・送料無料)
⭐️ レビュー評価:4.6/5(2024年6月現在)

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✨まとめ

今日できる一歩が、明日の安心に変わる。

防災リュックは「完璧」でなく「1つから」始めることが大切です。

家族構成や高層マンション特有のリスクに合わせて中身を調整しましょう。

何を揃えればいいか迷ったら、市販品をベースに始めるのが賢明です。

💪今すぐ一歩を踏み出し、あなたと家族を守るための備えを始めましょう。


このブログを書いた人:POPPO
マンション防災ブロガー
タワマンで3人育児中。経験と知識を活かして、家族を守る防災情報を発信中!「ゆるっと備えて、しっかり守る」がモットー。ブログ内ではナビゲーターとして登場しています。
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