台風で停電・断水!マンション生活で見えた備えの盲点

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台風の強風と豪雨にさらされる高層マンションの外観

台風でマンションが停電・断水したらどうなる?
私は実際に「エレベーター停止」「水が出ない」「暗闇の生活」を経験しました。
この記事では、マンション住まいが台風に備えるための防災対策と、火災保険で守れる範囲を体験談とともに紹介します。
「自分のマンションは大丈夫?」と不安な方こそ、ぜひチェックしてみてください。

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まさか、自分のマンションが…って思うよね。でも実際に起きたからこそ伝えたい、リアル体験からの備えだよ。

目次

マンションで想定すべき台風被害と防災対策まとめ

台風が接近する日本列島の気圧配置図
台風が接近中の日本列島の気圧配置図のイメージ図

台風は主に7月〜10月にかけて日本列島に接近・上陸します。
毎年およそ25個が発生し、その被害は地域や住まいの環境によって大きく異なります。

台風による被害の種類は以下のように分類されます:

  • 土砂崩れ・地すべり(山間部)
  • 洪水・水没(河川の近く)
  • 高波・高潮(海岸沿い)
  • 飛来物・暴風・大雨(都市部・マンション)
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マンションでは「暴風」「大雨」「停電」への備えが特に重要になるよ。異常気象なども増えて想定外は想定内!?と思っておこう。

マンション地下浸水のリスク|駐車場・倉庫・機械室の守り方

マンションの構造上、共用設備(駐車場・ゴミ置き場・倉庫・機械室など)が地下に集中していることが多く、浸水リスクが高まります。

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我が家も経験したけど、地下って水がたまると逃げ場がなくて一気に来るよ。次のような対策がとても役立ったよ!

有効な対策例:

倉庫に大切な物を保管しない

地下駐車場は使わず近隣の高台駐車場を利用する

台風前に移動させるなどして、被害を防ぐよう行動する

台風の暴風で窓ガラスが割れる?マンションの窓対策

強風で飛来物が窓ガラスに当たると、ケガや家財への被害が出ることもあります。

まんボ

風が強いと、ベランダのサンダルも飛ばされてるもんね。台風の日はもっと雨風がすごいから、想像以上に気をつけないと…!

対策例:

  • 飛散防止フィルムの貼付
  • 厚手カーテンでガラスの飛散ガード
  • ベランダの家具や物干しは室内もしくは固定
  • 養生テープ・段ボール・ビニールシートの常備

マンションで停電した時の備え|照明・水・トイレの対策

暴風で電線が切れたり、浸水で設備が故障すると、長時間の停電のこともあります。

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テレビでよく見るやつだよね。でも、実際に停電したことがある人って少ないかも。いざって時のために備えないと!

停電への備え:

  • 懐中電灯・LEDランタン・モバイルバッテリーを準備
  • 情報確保のため、ラジオやモバイル通信の手段を確認
  • 高層階では水・食料の備蓄
  • トイレや排水設備の準備も忘れずに

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【実体験から厳選】家族を守るわが家の防災対策10選


【体験談】台風でマンションが停電・断水した実話

子どもたちと一緒に果てしない階段を登る母親の様子
暗い中、非常階段を自宅まで登っていく様子

私は実際に、マンションで台風被害に遭遇しました。
河川の氾濫から地下浸水が発生し、電気設備が壊滅——その結果、1週間以上にわたる停電を経験しました
幸い、近隣では大きな被害がなかったため、地域の方々の協力で早期の復旧が進みました。
しかし、もし被害がもっと広範囲に及んでいたら……避難生活はさらに長引いていたかもしれません。
そう思うと、今でもあのときの恐怖が蘇ります。

停電による暮らしの変化

  • 電気なし:ランタン・スマホ・ラジオで対応
  • 水道・排水停止:消毒液や実家の助けで対応
  • エレベーター停止:階段で移動、学校・仕事は自宅対応

ゴミ問題とその対応

  • ゴミ回収停止:ベランダで一時保管
  • 非常用トイレのゴミ:処分まで保管

地下倉庫の被害と教訓

  • 地下浸水で家財が全滅
  • 一部は事前に避難でき被害を軽減
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うちは実家が徒歩圏内で、部屋も中層階だったから何とかなったけど、実家が遠かったり高層階だったら…って考えるとゾッとするよ。

台風被害で役立った火災保険|実際に補償された事例

災害時のホテル避難について話す女性2人
実際にホテルに避難した友人の体験談を聞く場面。経験から学ぶ防災のヒントが見えてきます。

保険があって助かった人もいる

停電と浸水で困っていたとき、友人は「宿泊費が保険で出た」と教えてくれました。
一方で、自分の保険の内容を把握していなかった私は、問い合わせて初めて「共用部は対象外」と知り、大きな反省をしました。

火災保険は台風や水害も補償?マンション特有のリスク解説

おそらく多くの方が加入している火災保険
でも、火災保険は「火災」だけを補償するものではありません

実際には、以下のような自然災害による損害も補償対象にできるのです。

  • 風災(台風・突風など)
  • 水災(集中豪雨・洪水・土砂崩れなど)
  • 雪災(大雪・雪崩など)

たしかに高層階に住んでいると、「うちは大丈夫」と思いがちです。
しかし実際には、地下にあるトランクルームや駐車場が水没し、家財が被害を受けるケースも少なくありません。

私自身、思い出の品々が廃棄となった経験があり、「保険の内容をもっとよく確認しておけば…」と強く感じました。

マンション住まいこそ火災保険の見直しを|共用部と専有部の違い

2つの保険プランを比較する女性の様子
自分に合った保険を選ぶため、資料やPCで内容を比較する様子

共用部の補償と専有部の違い

マンションでは「共用部」と「専有部」で保険の対象が異なります
個人契約では共用部が対象外ということもあるため、事前に確認をしておきましょう。

災害時に“どこまで守れるか”の差

  • すべてを保険でカバーしようとすると高額
  • 精神的に安心できる補償内容を選ぶことが大切
  • 加入済保険と比較してみると、保険会社による保証内容の違いも見えてくる

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補償内容って、思った以上に差があるもの。無料で比較するだけでも安心感が変わるよ。同じように悩む人の参考になれば嬉しいです。

まとめ|マンションでできる台風・停電対策と保険の見直し

台風は毎年やってきますが、規模や影響は年々予測が難しくなっています。

“備えていたのに困ったこと” “保険で助かった人” の話は、他人事ではありません。
特にマンションでは高層階・地下設備・共用部のリスクを意識した備えが必要です。

完璧じゃなくて大丈夫。
知らなかったことを知ることが、防災の第一歩です。

このブログを書いた人:POPPO
マンション防災ブロガー
タワーマンションで3人育児中。経験と知識を活かして、家族を守る防災情報を発信中!
「ゆるっと備えて、しっかり守る」がモットーです。

ブログ内では、私の分身キャラクター「ナビゲーターPOPPO(白い鳩)」も時々登場します。
読者のみなさんに、防災をもっと身近に感じてもらえたら嬉しいです。
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